西洋医学にも東洋医学にも100%安全な治療はありません。
もちろん鍼灸治療にも副反応が存在しますし、100%完治するものでもありません。
当院では西洋医学的治療、東洋医学的治療のお互いが補助し合い、よりよい形でQOL(クオリティーオブライフ 生命の質)を高めてあげることが出来ればと考えております。
主だった治療例として、
- 椎間板ヘルニア
- 変形性関節炎
- 慢性腎不全(補助療法として)
などがあげられます。
鍼灸治療の注意点
- 全ての症例に適応できるわけではありません。
感染症、腫瘍などは鍼灸治療が不向きであると考えます。(但し施術によっては免疫力の向上や疼痛緩和など間接的な効果が期待できるものもあります。) - 西洋医学的診断がついていることが前提となります。
副作用・合併症等を防ぐためにも、必要と思われる場合は血液検査・レントゲン検査等を受けて頂きますことをご了承下さい。 - 治療を受ける動物の性格によっては施術出来ない場合があります。
鍼灸治療は落ち着いて受けていただくことが前提です。極端に恐がりの子や、じっとしていることが苦手な子には御来院いただいても施術出来ない場合がありますことをご了承下さい。(その際には御家庭で行えるマッサージ等をご提案いたします。) - 治療効果には個体差があります。
鍼灸治療は鍼や灸を用いることで起こる生体反応を利用した治療方法です。生体反応には個体差がありますので、同じ症状であっても治療効果は異なります。 - 治療の継続を前提にお考え下さい。
鍼灸治療は即効性のある治療法ではなく、継続的な治療が必要となりますことをご了承下さい。